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誠倫ブログ

写真3

2014-12-21
裸のジョー、小山若人3人衆、氷室京介

写真2

2014-12-21
いがとそら、大と愉快な仲間たち、ともあきと馬空の仲間

大忘年会

2014-12-21
昨夜は毎年恒例の小山、大沼、馬空、筑波スカイライン、4団体の合同忘年会が行われました(^_^;)100人以上の人が集まり相変わらずの大盛り上がり!食べて飲んで語って歌ってと最高に楽しい時間を過ごしました(*^O^*)写真たくさんのせときます( ̄ー ̄)

休養が馬に与える影響

2014-12-18
さて今回はオフシーズンの馬の休養についてのお話です(^_^;)前回話した通りこの時期は競技会を通してつかってきた馬にとっては身体と心を休める時間。これは人が考える以上に馬にとっては大切なことなんです。人もそうですが1年間毎月大会にでるのはほぼ不可能。出来たとしても必ず所々でケアをしているはずです。人は身体の調子が悪ければ自主的にケアができますが馬はそうはいきません。人が気付いてあげなければそのままです。そういった意味からもこの休養期間とゆうのがどれだけ大切かわかるでしょう。まずシーズンを通してつかってきた馬は身体的疲労や身体の各パーツに痛みを伴うなどのダメージがあると考えます。ただの筋肉疲労ならリラックスさせ筋肉の緊張をといて楽をさせていれば大抵は良くなります。関節や蹄などの深いダメージにはしっかりとした獣医による治療を行います。そして休養とは身体的休養だけをさしません。精神的疲労もとってあげなくてはいけないんです。これは目に見えにくいことなので普段の馬の状態をしっかり把握していることが大前提ですがほぼ100%に近い競技馬がストレスをもち胃潰瘍などなんらかの肉体的影響がでているといわれています。人が競技会に行けば緊張するように馬も緊張しているし、強制的強めの調教や練習もモチロン精神的ストレスを与えています。そもそもを言ってしまえば人が乗ること自体がストレスなんですけどね( ̄ー ̄)まあ、そこはしょうがないとして、ストレスがたまりすぎればちょっとしたことで暴れる、乗り手の指示を無視する、逆に動かなくなる、など色々な影響がでてきます。どれだけ精神が図太い馬でも、例えば最初のうちは間違えても障害を跳んで助けてくれていたのにだんだん止まったり逃げたりしてきた。。なんてのはよくあることですよね。身体に全く問題がなくても精神が病めば馬は障害を跳ばないし、身体が痛いことによって跳ぶのが嫌になったりと肉体と精神は2つで1つ。切っても切り離せないもの。だからこそ休養は身体と心の両方をケアしなければいけないものなんです。じゃあ具体的にどうすればいいの?とゆう話になるけど端的かもしれないがやはり乗らない、とゆうことが一番大きいのではないかと思う。人間が馬を世話しなくては馬は生きていけないとゆう現状がある以上全くストレスなく過ごさせるとゆうのは不可能である。それでもその中で少しでも緩和させてあげるとゆう意味では馬に乗らず自由に動ける放牧などはベストな手段ではないかと考える。しかし場所や土地柄などによって広々とした放牧場があるとは限らないからウォーキングマシーンなどを利用したりするのである。これもある意味強制的運動ではあるが人が乗らず左右2方向のみの単純運動なので乗りに比べたらストレスは少ないと思われます。僕は以前7,8年前はオフシーズンは完全休養をさせていました。これは放牧とマシーンだけで一切乗らないとゆうこと。しかし今は障害は跳ぶことはないけどオフシーズンでも週に1、2回ほど乗るようにしています。これは馬のストレスと休養後の体力と呼吸循環機能のバランスを考えた結果である。以前は完全休養したあと馬の体力は大幅に落ちそれらを取り戻すまでにかなりの時間がかかっていた。ストレスだけのことを考えたらこのほうが良いのだろうがこれでは大幅に体力が落ちストレスと体力のバランスが悪すぎたのだ。今は多少はストレスを与えてしまうが軽く運動を継続することによってオフシーズン後の体力の戻りが圧倒的に早いのである。モチロン運動は強制的な運動はなく手綱をほとんどフリーにして馬が動きたいように動けるようにする、このような工夫は必要だと思う。これが競技を続ける上で今はオフシーズンのベストなストレスと体力のバランスではないだろうか。JRAのトレセンや競走馬理科学研究所や各獣医の研究結果や論文を読むとやはり完全休養と間に運動を挟んだ馬とでは体力と呼吸循環機能に差があることがわかっている。ただこれはあくまで肉体的データであって僕達はここに馬の精神的ストレスとゆうのも考えた上で各馬たちのレベル、オーナーのレベル、調教状態、オーナーの練習状況、色々なものを考えてオフシーズンの休養期間を決めるのである。話が長くなっちゃったけどオフの充電期間は大切ですよ〜って話でした(^_^;)

オフのトレーニング

2014-12-15
1年中競技会の続くヨーロッパと違い日本は大会がほとんどなくなる1月、2月、夏の暑い間などがオフ期間になります。ヨーロッパは競技会が途切れることがないので馬の体調をみて休養させたりできますが日本のようにシーズン期間がある程度決まっているとそうもいきません。シーズンをいい状態で過ごすにはこの決まったオフシーズンを利用して身体と精神をしっかりケアする必要があるんです。それとは逆にこのオフシーズンを使ってトレーニングに励まなければいけない馬もいます。今日はオフシーズンのトレーニングの在り方についてのお話。このオフシーズンにトレーニングを積む馬とゆうのは基本的にはシーズンを通して使っていない馬、若い新馬、悪癖、致命的な弱点を克服しなければいけない馬、等々。勿論シーズン中もトレーニングはしますがメインは体力、技術向上のトレーニングよりも競技会に向けていかにいい体調、精神状態で挑めるか、とゆうことに重点をおきます。でもこれはあくまで馬をメインに考えたやり方であって実際にはここにオーナーなど乗り手側の練習などがはいってくるので理想通りにいかないのが現実でしょう( ̄ー ̄)それはさておき実例としては今6歳の若馬がいます。ホルスタイナーのセン馬。この馬の特徴としていい部分は、勇気がある、スコープがある、身体が柔らかい、悪い部分は障害に向かうとラッシュする、障害に当てても気にしない、背を張って跳ぶ、等々。このオフシーズン中にやれることはやっていこうと思う。まずこの障害に当てても気にしない、背を張って跳ぶ、とゆうのは密接に関係している。障害に当てても気にしないとゆうのは基本的に神経の図太い馬、簡単にいってしまえばケアフルなタイプの馬ではないとゆうことなのだが飛び方を強制的に変えるトレーニング積み馬がそれを学ぶことによって落下の確率は大幅に減らすことできる。この背を張って跳ぶ、とゆうスタイルはいわゆる鹿っ飛びと言われるものでその名の通り鹿のジャンプスタイルに似ていることから言われてるもの。しかしこのスタイルでジャンプしている馬の多くの前肢は膝だけ曲げたものが多い。そして背を張った状態では上にではなく横に飛び流れてしまうんですね。僕の経験上、飛びのスタイルを変えることができるのは50%。年を重ねてスタイルが固まればそれだけ難しくなるし若く無垢な時のほうが変わる可能性は高い。飛びに丸みがある、要は跳ぶ時に背を内側でなく外側に使うことによって肩や脚が上に引っ張られて障害との間にスペースが生まれ踏みきりが近い時など落下の確率が減る。背が張った状態では肩や脚は上ではなく横に押し出される為スペースを潰し落下の確率が増えるとゆうこと。このように飛びの形自体を変えることができればいいが全ての馬がそういくわけではない。では飛びのスタイルが変わらない馬は落下の確率は減らせないかとゆうとそうでもない。モチロン科学的に統計をとればスタイルの良い馬のほうが落下率は少ないとでると思うがおかしなスタイルでも落下しない馬はしないのである。これは根がケアフルとゆうのが大きいとこだがトレーニングによっても多少は変えられるのである。飛びのスタイルが変わらなくても馬が跳ぶタイミングや重心を後ろにもっていくことによって自発的にスペースを作るのである。具体的なトレーニング法としては色々あるがベーシックなとこではやはりバウンス法が有名ではないだろうか。この連続障害の練習はここ十数年で爆発的に日本の馬術界に広がった練習法。この連続障害も高さや距離、障害の形状を変えることによりその馬の状態や特性を生かす練習になり、やり方は各クラブ、指導者の考えでさまざま。モチロン僕には僕の練習法がありトップギアにはこのバウンスのスペシャルトレーニングで瞬発力を鍛えた経験があります。やり方は企業秘密( ̄ー ̄)今はただこのオフシーズンにシッカリと鍛えて来年のシーズンにいい状態で出場したいと思います。では次回はオフシーズンのオフの在り方についてお話しましょう(^_^;)
株式会社トラウム
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