本文へ移動

誠倫ブログ

被災地の現状

2011-03-30
言葉になりません。

被災地の現状

2011-03-30
崩壊した家々、崩れたフェンス、津波の大きさを物語っています。

被災地の現状

2011-03-30
壊れた防波堤です。自然の脅威には人の力なんて無力なんでしょうか・・

被災地の現状

2011-03-30
義憲くんの乗馬クラブ跡地です。なにもかも津波がさらっていってしまったんです。

被災地の現状

2011-03-30
僕は今朝早くに小山をでて今は宮城県名取市にきています。名取市はよくテレビでもでているので知っている方は多いと思いますが、ここは海辺に隣接している場所で今回の津波の被害が大きかった場所のひとつでもあります。ここは小山に来てくれている鈴木君の自宅、そして兄の義憲君の乗馬クラブがあった場所なんです。幸いにも2人とも命は助かったもの乗馬クラブは壊滅状態、40頭いた馬のうち助かったのは二頭だけだったとのこと。名取市はいまだに食料不足、燃料不足と聞いたので少しでも役にたてないかと思い、燃料と食料、日用品などを直接届けることにしたのです。車で名取インターに着いた時は愕然としました。そこにはテレビにでている以上に悲惨な光景があったのです。地震から2週間以上経ちかなり瓦礫も片付いたと聞いていたのですが、それはあくまで道路だけ。まわりは家や車や船などの残骸がいたるところに山積みになっているのです。ハッキリ言って言葉では言い表せません。まさに映画のなかの世界にいるようで感覚がおかしくなってしまいます。しかしこの環境のなかでも鈴木くんも地元の人たちも復興にむけて頑張っていました。いろいろな感情が混じり涙が止まりませんでした。今日僕がアップする写真はあくまで一部です。実際はこんなものではありません。そして亡くなっている馬の写真もあります。そのなかには数年前まで小山にいて僕自身が乗っていた馬もいます。早く埋葬してやりたくても重機がない、埋葬する場所がない、人手がない、場所に瓦礫が散乱していて近づけない、様々な理由で未だに何もできない状態が続いているんです。その他にもテレビでは報道されないいろいろな現場の状況を教えてもらいました。鈴木くんは強くこの現状を皆に知ってもらいたいと言っていました。だから僕は自分が見たそのままを隠さずアップします。この写真をみて少しは被災地の酷さが少しは伝わるでしょうか?お願いです。この写真をみて馬乗りの人ならばこの馬たちに心からの冥福を祈ってあげてください。そして被災地で頑張っている人達のためにも本気で今自分たちにできる何かを考えてみてください。それは普通に生活することであったり、物やお金を送ることであったり、ボランティアとして復興のお手伝いをすることであったり、自分の職業や特技で人を笑顔にしたり勇気づけることだったりします。今こそ全ての垣根を越えてみんなが本当に一つにならなきゃいけない時です。まだまだ時間はかかりそうですが、絶対に被災地は復活する!そう信じています。
株式会社トラウム
小山乗馬クラブ

〒323-0012
栃木県小山市羽川29-3

TEL.0285-25-8107
FAX.0285-25-8107

TOPへ戻る